にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

六畳院

本歌取のこと―音声文芸としての和歌

ごきげんよう。 早稲田日文では、学部生、院生、先生からなる研究会(学生研究班)がいくつかあります。私は和歌の研究会に出ています。 新古今研究班という名にふさわしく、今期は藤原定家による『新勅撰集』を読んでいます。『新勅撰集』とは、『新古今和…

早稲田の国文学者と短歌1

早稲田日文は窪田空穂からはじまるといいます。 現代歌人兼国文学者といえば、本学名誉教授の佐佐木幸綱先生や 愛知淑徳大学学長島田修三氏 社会科学総合学術院の内藤明先生などなど、 早稲田の出身の先生方が思い浮かびます。 案外戦前の国文学者は歌を作っ…

早稲田と歌人のこと

ごきげんよう。 明日は国文学会ですね。ご来場をお待ちしております。そうそう、国文学会の初代会長は、窪田空穂なんですね。 ご存知でした? 昭和八年創刊の後、同24年5月で戦災による休刊。 半年後の同年10月に新制『国文学研究』が復活。現在に至るようで…

『国文学研究』発送作業中

はっぴーはろゐーん 六畳院でございます。今日は楽しい日だそうですね。私も狩衣をきて武蔵野に鷹狩にでもでてみようかとも思ったのですが、今日は仮装をする日だそうで、普段着の狩衣ではいけませんね…。さてさて、コース室では『国文学研究』百八十六集の…

秋季開室時間と自己紹介

ごきけんよう。 六畳院ともうします。王城の地、京都御苑に埋まっていたのですが、出雲の右翁左翁というお歌の先生と出会って、今年の春から山手線の西北にやってまいりました。どうぞよろしくお願い致します。秋学期コース室開室時間のお知らせです。月〜金…