にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

日本近代文学館にて新収蔵資料展開催中

こんにちは。小倉です。
今日は体育の日らしいですね。
私も、まさか大学院生にもなって体育の授業でプールに入ることになろうとは思いませんでした。
最近は10月とは思えぬ陽気でよいのですが、これから冬が怖いです。


さて、現在駒場日本近代文学館にて新収蔵資料展を11月23日まで開催中です。
出品資料の目玉はなんといっても「太宰治の学生時代のノートや教科書、およびそれらを保管していた信玄袋」であります。新聞にも掲載されたので覚えていらっしゃる方もいるかと思います。太宰治中二病的な黒歴史が明らかになったということでネット上でも話題になりました。
私も早速行ってみたのですが、本当に授業中に書いたものというようなかんじのものでしたね。ただ、新聞などでは一部分しか見ることができなかった、授業中に自分のペンネームを考えているとおぼしきノートなども見ることができ、非常に楽しかったです。
その他にも中野重治の原稿や、最近の作家では、田中慎弥の原稿なども展示されています。
興味のあるかたは、ぜひ行ってみて下さい。
39号館5階エレベーター前にもパンフレットが掲示してあります。
ではまた。