にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

夏休み中の開室日

夏休み中の開室日をお知らせいたします。


開室日 

一斉休業期間中(8月12日)を除く、毎週水曜日

8月5日 8月19日 8月26日 
9月2日 9月9日 9月16日 9月23日
 (→9月23日は閉室となりました。
  ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。(9月9日追記))

開室時間 13:00〜17:00
 (→開室時間が、13:00〜16:00に変更となりました。
  ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願い致します。(8月19日追記))


上記の七日間のみの開室です。


TA・助手が在室予定ですが、都合によりTAのみ・助手のみの日もございます。
予めご了承くださいますようお願い致します。




この何日かで急激に暑くなったように感じます。

信号待ちの時に、横断歩道の向こうでかき氷を売っているのに気づきました。
かき氷を見ると夏本番といった気がしてきます。


枕草子』「あてなるもの」の中にも「削り氷に甘葛(あまづら)入れて、あたらしき鋺(かなまり)に入れたる」という一文があります。
かき氷は古くから愛されていたということが分かります。
平安時代では氷は貴重品でしたから、余計に冷たくおいしく感じたことかと思います。


他にも、「あてなるもの」として、「水晶の数珠」や「藤の花」「梅花に雪の降りかかりたる」といったものが挙げられています。


どれも冷たそうな美しさを感じるもので、想像するだけで暑さがやわらぐように思います。
が、それでもやはり一歩外に出れば暑いものは暑いので、皆様どうか熱中症等には十分に気を付けてお過ごしください。


引用→『新編日本古典文学全集18 枕草子小学館(1997年)