にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

秋季開室時間と自己紹介

ごきけんよう。
六畳院ともうします。

王城の地、京都御苑に埋まっていたのですが、出雲の右翁左翁というお歌の先生と出会って、今年の春から山手線の西北にやってまいりました。どうぞよろしくお願い致します。

秋学期コース室開室時間のお知らせです。

月〜金:12時〜17時(木曜日は12時30分から開室の場合有り)

土・日:閉室

祝日:授業実施日の場合のみ開室

どうぞお気軽におこしやす。

さてさて、学会シーズンでございますね。
岡山のノートルダム清心女子大学での中古文学会秋季大会にいってまいりました。
学会というのは、いろんな方ともお会いできるので、刺激になりますね。

初日のシンポジウムは「《古典をいかに「発信」するか―文学・文化・文化財―》」というもの。趣意説明をされた日本大学の久保木先生(本学「文献研究」の講義にも来て下さっています)のお話が、なんだか心にささりました。発信すれば誰かに魅力は届く。百人に、千人に一人であっても、これは重要なことではないか…。国文学の危機が叫ばれている中で院生になったので、このことはよく考えるのですが、覚えておきたいなあ、とおもいました。

さて、ご発表も大変興味深かったのですが、会場校の資料展観も豪華でした。
そして連携開催の林原美術館もよかったなあ。地方の名君と言われるお殿様が和歌や源氏物語を書き写し、学ぶということ。古典文学ってどういうものだったのかなあ、なんてかんがえたりしました。

怒られない範囲ですこしずつ更新をふやしていきます。どうぞお相手ください。