にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

大学がひらかれています

入試も一段落。25日から大学図書館はじめイベントなども動いています。

来年度には日本文学、日本文化研究所のHPも動き出して、研究でも教育でも、世界に冠たる存在感を発揮していきますよ、たぶん!

さっそくですが、三月八日、午後五時ぐらいから韓国は国立HANDBAT大学校の朴先生によよる韓国における日本文学研究の実相を講演していただきます。早稲田中世の会の開催ですが、重点領域研究の支援も受けつつの記念講演会です。
午後三時からは大学院生たちの発表も行われます。

一、日時 3月8日(月)15時00分〜  
一、会場 戸山キャンパス 文学学術院 39号館 第2研究棟 5階 第5会議室 (キャンパスマップ参照)
一、研究発表

 韓国における日本古典文学研究・教育の現状と課題―中世文学を中心に―        国立HANBAT大学校 日本語科 朴 螵成氏

 韓国を代表する日本語日本文学関連の学会には「日本学会 (1973年設立)」「日語日文学会(1978設立)」があり、各々1300名〜1400名ほどの会員数を誇っている。ただし、その会員はほぼ重なっている傾向があり、政治・経済・歴史などの日本学分野にも重きを置いている「日本学会」の方がやや会員数が多い。この両学会を中央学会として、各地方や大学の研究所などを中心とした学会の数が、2010年現在、27以上にも上ると言われている。
 今回はこういった韓国の現状を踏まえ、主に「日本学会」「日語日文学会」での論文発表を基本データに、「韓国における日本古典文学研究と教育の現状と課題」をまとめてみることを目的とする。

お暇な方はぜひともいらしてくださいませ