にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

2013-01-01から1年間の記事一覧

よいお年を

いろいろな雑務の中で一番好きなのは、シュレッダーの掃除かもしれない。 そんなことを思いながら、こんにちは。佐助です。 コース室の図書整理はなんとか今年度中に終わりそうだなあ、と淡い期待を抱いている午後4時前でございます。 気がついてみれば、も…

アホ毛=?

佐助です、こんにちは。 引き続き、コース室図書の整理をしております。目指せ今年度中。 湯シャン記を読んでいてふと思ったのですが、毛束からぴょんぴょんはみ出ている毛のことを「アホ毛」と言うことがあります(例:今日まじで髪ぼさぼさやし、アホ毛や…

湯シャン記

シャンプーの香をほのぼのとたてながら微分積分子らは解きおり 俵万智 こんにちは。小倉です。 先週、ある御方から「湯シャン」なるものの存在を教えていただきまして、早速ブログにそのことを書こうと思いました。 しかしながら、そこでふと気づいたのです…

重いPCより

PCが唸りをあげながら、先週末に開催された早稲田大学国文学会における講演会の映像をどうにかしてくれようとしています。がんばれ。 佐助です、こんにちは。 書庫の整理がなんとなく終わったので、今度はコース室に手をつけ始めました。 棚番号をもう一度整…

雑草じゃないノート1

早稲田大学国文学会秋季大会は盛会のうちに終了しました。ありがとうございました。 この写真に写っているのは国文学会でも活躍した花たちです。 2日たっても意外と枯れないものですね。 コース室に飾ろうかとも思いましたが、花瓶などもないのでやめました…

2013年度学生研究班発表会2

こんにちは、千鳥です。 引き続き、昨日行なわれました2013年度学生研究班発表会の様子を報告致します。 山地大樹氏(文・2年)「監視社会と家族ゲーム」 ホワイトボードに図がびっしり。 坂内志保氏(文・3年)「『平家物語』「木曽最期」の巴について」 質…

2013年度学生研究班発表会1

本日行なわれております、2013年度学生研究班発表会の様子をお伝えいたします。 司会の清水智史氏(文・3年) 石坂優人氏(文・3年) 「藤枝静男論―私小説の可能性―」 小泉咲氏(文・3年) 「『源氏物語』のうわさ―紫の君をめぐって―」 山地大樹氏(文・2年…

雑草ノート20

こんにちは。小倉です。 昔、中学生に、日清戦争は「焼くよ(894)焼きそば日清戦争」だと教えたことがあります。 そうしたら、1894年の「1」の部分がないじゃん。と言われました。 ほんの少しだけイラッとしました。 切株やあるくぎんなんぎんのよ…

スイカ止めてよ!

こんにちは、佐助です。 先週はなんだかばたばたしておりまして、にちぶんにっき更新できませんでした。 途中まで書いていたはずなのですが忘却の彼方でございます。 今日は小雪です。ここまでくるといよいよ、もう冬だなあという気がいたします。 と同時に…

発送作業!

引き続き出現中の千鳥です。 ただいま、国文学研究及び国文学会大会プログラム発送作業の真っ最中。 私の指先は水分をとられてカラカラカサカサでございます。 写真はうずたかく積み重なった、封をした分。 (しかし、机の上にはこの倍以上残っているのです…

コーヒー哲学序説

こんにちは。小倉です。 めっきり寒くなり、温かいものが恋しい季節になってきました。 寺田寅彦は「コーヒー哲学序説」のなかで、「八九歳のころ医者の命令で始めて牛乳というものを飲まされた。当時まだ牛乳は少なくとも大衆一般の 嗜好品でもなく、常用栄…

学生研究班発表会のお知らせ

ブログを書くのは久しぶり、千鳥です。 あまりに書かないのでTAを休んでいるのかと一部から疑惑が…きちんと働いております! ただブログを書いていないだけで・・・!! さて、お知らせですが、国文学会所属の学生研究班発表会が下記の通り開催されます。 【…

マグロの思い出

こんにちは。 佐助さんに静岡をほめていただけてうれしい静岡出身の小倉です。 静岡生まれ、静岡育ちではありますが、イルカは今まで食べたことがないです。 静岡の魚にまつわる話で思い出したのが、母親が友達からマグロのカブト煮をもらったという事件でし…

イルカを食す

こんにちは、佐助です。 学会に出かけていたのと体育祭の休みと重なったのとで、久しぶりのコース室勤務です。 気づけば11月、気づけば早稲田大学国文学会の今年度大会まであと3週間です(11月29日・30日の両日開催、詳細なプログラムは こちら )。 ちょっ…

雑草ノート19

こんにちは。小倉です。 秋もすっかり深まってまいりまして、戸山キャンパスの雑草もだんだん元気がなくなってきたような気がいたします。 そんななか、ハナミズキが実をつけていたので撮ってみました。 花水木の道があれより長くても短くても愛を告げられな…

芋辞書

こんにちは。小倉です。 芋がおいしい季節になってきました。 ところで、新明解国語辞典第二版の芋の項には「芋辞書」という語があります。 その語義は、「大学院の学生などに下請けさせ、先行書の切り貼りででっちあげた、ちゃちな辞書」だそうです。大学院…

太宰治直筆原稿集DVD版 2014年1月発売

こんにちは。小倉です。 日本近代文学館が所蔵する太宰治の直筆原稿がDVD版として発売されるということです。 このパンフレットのもう片方の面には安藤宏先生の「原稿の公開にあたって」という文章と、収録資料の詳細が掲載されています。 研究棟5階エレベ…

雑草ノート18

こんにちは。小倉です。 私の周りでも体調を崩されている方が増えてまいりました。 天候も悪い日が続いていますし、お体にはくれぐれもお気をつけ下さい。 これは、「ヒナタノイノコヅチ」(日向猪子槌)です。 「ヒナタノ」というからには当然「ヒカゲノ」…

雑草ノート17

こんにちは。 無駄に新幹線の駅が多い県、静岡からやって参りました。小倉です。 日本一新幹線の駅が多い(6駅)にも関わらず、のぞみの停車駅はゼロ。 静岡県民はのぞみをただ見送るばかりなのでした。 今週末、10/26、27には日本近代文学会秋季大会が関西…

秋といえば

こんにちは、佐助です。 肉まんがおいしい気候ですね。幸せです。 夏の反対は冬のような感覚でいましたが、夏は(蒸し暑さなどを)不快に思う季節で、反対に快いのは春や秋だよなと思うので、快・不快という点からいえば夏の反対は春・秋になりますね。冬が…

台風

こんにちは。小倉です。 今日もコース室は時間通り開室中です。 講義も3限からは通常どおり開講されますのでご注意下さい。 今回の台風は風がすごかったですね。 戸山公園の樹木も倒れました。 みなさまも、通学路の安全にはくれぐれもお気をつけください。…

日本近代文学館にて新収蔵資料展開催中

こんにちは。小倉です。 今日は体育の日らしいですね。 私も、まさか大学院生にもなって体育の授業でプールに入ることになろうとは思いませんでした。 最近は10月とは思えぬ陽気でよいのですが、これから冬が怖いです。 さて、現在駒場の日本近代文学館に…

おとおさんおかあさん

暑い……。 こんにちは、佐助です。 プールに入りたくなる陽気ですね。 子どものころの素朴な疑問シリーズ。漢字の書き換えの話と熟字訓の話をしました。 今日は長音の話。 まだまともに字も書けなかったころ、「お父さん」は一音ずつ発音していくと「おとおさ…

コース室前ご案内

こんにちは。相変わらず火曜日はサボタージュ、千鳥です。発表続きを理由にしていますがネタがないだけだということは内緒です。 芸術の秋、コース室前のチラシ・ポスターも日を追うごとに増えています。 コース室の入り口暖簾向かって右側の様子。壁一面に…

雑草ノート16

こんにちは。小倉です。 ただいま、蚊が大量発生中の戸山キャンパスからお送りしております。 今日も私の血液とひきかえに撮影した写真をのせていきます。 団栗や倶利伽羅峠ころげつゝ 松根東洋城 音も楽しい秋の句となっております。 個人的には、倶利伽羅…

雑草ノート15

こんにちは。小倉です。 人生ゲームで一番好きなマスは、「ハグキから血が出る。$26000はらう。」です。 これはイヌタデの花です。 後期も、戸山キャンパス内に生えている植物の写真をブログにのせていきます。 死ぬときは箸置くやうに草の花 小川軽舟…

「きれいな言葉」ってなんだ

ショートカットキーを使ってコピー&ペーストをひたすら続けていたので左手が痛みます。 こんにちは、佐助です。 「汚い言葉遣い」ってなんだろうかと、ときどき考えます。 子どものころ親に言われたりした「もっときれいな言葉で話しなさい」という、あの、…

寄贈図書と書庫書籍

こんにちは、千鳥です。火曜の更新は諸事情にて怠りました。 サボると書きたくないのでなんとか言い繕おうとしてみたんですがあんまり効果ないですね。 Twitterアカウント「@Wnichibun」ではしょっちゅうご案内してるのですが、 コースへご寄贈頂いた本はコ…

ガングリオン

こんにちは。小倉です。 昨日、私の隣の部屋の住人がうるさくて、あまり眠れませんでした。 ただ、最初は大きな声で「子どもが生まれた」と言っていたので、めでたいからしかたないかと思っていたのです。 しかし、だんだん雲行きが怪しくなっていきます。 …

明日は日本酒の日です。

こんにちは。おひさしぶりです。 小倉です。 生きてあることのうれしき新酒哉 吉井勇 というわけでこの季節がやってまいりました。 日本酒の日は1年に1度しかないわけですから、 明日ぐらいはしたたかに酔ってしまってもかまいますまい。 まぁ昨日も焼酎を…