にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

雑草ノート15

こんにちは。小倉です。
人生ゲームで一番好きなマスは、「ハグキから血が出る。$26000はらう。」です。



これはイヌタデの花です。
後期も、戸山キャンパス内に生えている植物の写真をブログにのせていきます。


  死ぬときは箸置くやうに草の花      小川軽舟


ところで、「草の花」はいつの季語かご存知でしょうか。
冬以外の季節ならばいつでも使えそうな気がしますが、実は、秋の季語なのです。
その理由は、春より秋のほうが草の花が多いからということのよう。
ちなみに、木の花は春の季語になることが多いようですね。


「草の花」がいつの季語か忘れてしまった時、私は上記の句を思い出すことにしています。
個人的には、春の草の花も、夏の草の花も、「死ぬときは箸置くやうに」とつながらないような気がするのですが、いかがでしょうか。
そんな、秋ならではの草花を、これから紹介していきたいと思っております。
ではまた。