にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

失われた本を求めて

こんにちは、東堂です。
火曜日夜は台風ですごい風でしたね。私はおとなしく早めに帰って、コロッケ食べてました。

それはともかく、日々マイナーチェンジ(?)を行っている日本語日本文学コース室。
今日はなんと、奥深くに隠されていた全集3つが日の目を見ました!(しまわれたままになってただけ)

本居宣長全集(全21巻)』『上田秋成全集(全12巻)』『建部綾足全集(全9巻)』です。建部は第5巻が欠けていましたが……。
古事記伝』などの国学の雄・宣長、『雨月物語』の秋成はもちろん有名ですが、建部も江戸中期に俳人・画家・国学者等として幅広く活動した人物です。
近世に関心のある方は言うまでもなく、近代文学研究でも国学が参照される場面は結構あると思いますので(特に昭和前期でしょうか?)、ぜひ活用してください!

それから、文学部1年生の方は、そろそろ進級後のコースを考える時期かと思います(例年ですと、7月ごろに進級ガイダンスがあるはずです)。
日文コース室にも、コース紹介の載ったパンフレットが届いたりしていますので、どうも決めかねる、日文に興味があるけどやっていけるかな、などという方は、コース室に来てTAや助教に相談してみるのもいいかもしれませんね。もし東堂をご指名の方は(そんな人いるのか?)、木曜日にどうぞ。