にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

ことばあそび

冷房が入った……!
5月から冷房というのもなんだかよろしくない気がいたしますが、蒸し暑いのだから仕方ない。仕方ないですね。
佐助です、こんにちは。


顔文字や絵文字に頼らず、言葉で伝えることを楽しむべきである。
というようなことを、私の指導教官であらせられる先生がおっしゃっていました。
たとえば「○時に駅まで迎えに来て」というメールに対して、「了解(絵文字)」では味気ないではないかと。
それでは先生なら「了解」をどういうふうに言い換えますか?という問に対して即座に「喜んで参上」と答えられました。感服。
顔文字や絵文字は、言葉では表しにくい部分をぱっと視覚的に表現できるのが便利だなあと思うわけですが、その「言葉では表しにくい部分」を楽しむ気持ちが大切というか、おもしろいわけですね。
ちなみに、その話をしている場に同席していた一人は、友達に候文で長文メールを送ったことがあるそうです。つ、強い……。


ただ、言葉を使うときに気をつけたいのは、世代差や地域差。
「サクサク」や「チカチカ」というようなオノマトペにすら、そういう差がありそうです。
あ、何か使った言葉で誤解されたという経験をお持ちの方はぜひ教えてください。
ちなみに私は大学に入りたてのころ、怪我をしたとか病気をした人に「いける?」と聞いたら「どこへ?」と聞かれた経験があります。片付ける=直すもいまだに使ってしまいますし、はー言葉って難しい。


そんなこんなで、佐助でした。また来週。