波留でございます。
昨日も日文コース室は開室しておりましたが、本日から冬休み明けの授業も始まり、これが本年初の書き込みとなります。
新しき 年の初めの 初春の 今日降る雪の いやしけ吉事
（『萬葉集』巻第二〇・四五一六・大伴家持）
「新しい 年の初めの 正月の 今日降る雪のように もっと積れ良い事」（『新編 日本古典文学全集9 萬葉集4』小学館、1996年）
年末年始は実家のある大阪へ帰省しておりましたが、元日、初詣からの帰り道に降り始めた雪が、夜にはうっすらと積もりました。
東京都心でも、元日に雪が少し舞ったと聞いております。
雪も降りすぎると災害につながり困りますが、雪が降ると心躍ります。元日の雪にはなにか神秘性も感じました。
本年も、みなさまにとって良い事がたくさん重なりますようお祈りしまして、年始めの挨拶に代えさせていただきます。
それでは、本年もよろしくお願い申し上げます。
