にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

今日は電車がすいていた

実は、私小倉は家庭教師のバイトなどもやっておりまして、先日も行ってまいりました。
単語テストをやったのですが、生徒のかたが「expect」という単語を間違えておりました。
そこで、私はついこう言ってしまったのです。
「そこは、『エクスペクト・パトローナム 守護霊よ、来たれ!』なんだよ!!」と。
そうしたら、生徒のかたは若干ひいておられました。
どうやら、今どきの高校生にハ○ー・ポ○ターは通じないようです。すまん、生徒。


さて、ちょうど児童文学の話題がでたところで(?)、展覧会のお知らせです。
現在、絵本専門の美術館、ちひろ美術館・東京にて「日中国交正常化40周年記念 中国の絵本画家展」が開催中です。
『舌ながばあさん』(小学館 2001)の武建華など、現代中国を代表する絵本作家がそろいます。
会期は5月19日まで、小規模ではありますが、訪れるといつも人でにぎわっているのが印象的な美術館です。


そして、同じくちひろ美術館・東京で、5月22日から「手から手へ展」が始まります。
出展作家は、あべ弘士(「あらしのよるに」シリーズ絵)、スズキコージ(『?あつさのせい?』『ブラッキンダー』)、和歌山静子(「王さま」シリーズ絵)、田畑精一(『おしいれのぼうけん』絵)、武田美穂(「となりのせきのますだくん」シリーズ)、降矢奈々(『めっきらもっきらどおんどん』絵『きょだいなきょだいな』絵)、長谷川義史(『ぼくがラーメンたべてるとき』)、酒井駒子(『赤い蝋燭と人魚』絵『ゆきがやんだら』)、田中清代(『トマトさん』)、石井聖岳(『かえうたかえうたこいのぼり』『ヤドカシ不動産』絵)、高畠那生(『あるひこねこね』)、tupera tupera(『しろくまのパンツ』)などなど。
絵本界の超ビッグネームから、若手のホープまで、これだけの顔ぶれがそろう機会もなかなか無いのではないかと思います。


さらに、館内には図書室があり、気にいった作家の絵本を手にとって見ることができるのもうれしいところです。
私も利用したりするのですが、いかんせん、来館者の多くが女性やお子さん連れだったりします。
独り身の若い男性である私はやっぱりちょっと浮いてるんですかね…図体もデカイですしね…まぁ別にいいんですけどね………


ではまた。