にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

雑草ノート9

こんにちは。小倉です。
だんだん暑くなってきましたが、先日、助教K先生とブダイさんがコース室にアイスを持ってきてくださいました。
どうもありがとうございました。おいしくいただきました。


  舌に氷片積乱雲の味がする   高野ムツオ
             (高野ムツオ『蟲の王』角川書店 2003)
もうすぐ夏ですね。



今日はまず、ヤツデから。
8つに分かれているから八つ手、
かと思いきや、ご覧のとおり9つに分かれております。
雑草業界は、けっこうそういう細かいとこ気にしなくても大丈夫です。



次は、イタドリです。
茎は食べることができますが、あまりおいしくはなかったです。
このイタドリは世界の侵略的外来種ワースト100にも選ばれたすごい草らしく、イギリスでは大変らしいですね。
アスファルトを突き破って成長するため、英国全体で駆除や道路補修などに年1億5千万ポンド(200億円)かかっている。」(「英、タデ食う虫を日本から輸入 天然除草剤に」共同通信2010/3/9参照)
強いですねイタドリ。詳しくはネット上の記事を探してみてください。



最後は、ツバキの実です。
現在、文学部事務所裏のツバキがたくさん実をつけています。
これが秋になり完熟したものが、資○堂のシャンプーになったりもするのですね。


若干ネタ切れぎみでも、まだまだがんばる雑草ノートでした。
それでは。