にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

謹んでお悔やみ申しあげます


週末、ショッキングな知らせを目にしました。
教育・総合科学学術院の特任教授でいらっしゃった小林賢次先生が逝去されたそうです。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/obituaries/CK2013070202000140.html?utm_source=dlvr.it&utm_medium=twitter


私が修士2年のとき、日本語学講義という授業で教わる機会がありました。
すでに1年で履修していましたので(そのときは別の先生でした)、取らなくても単位は足りるしこれから修士論文を書かなきゃいけないしどうしようかと迷ったのですが、同期と2人で「でもやっぱり取りたいよね」という話になって履修したのでした。
狂言台本を読む講義で内容はもちろんおもしろかったのですが、それ以上に、小林先生の文献に対する誠実な姿勢、楽しそうなお姿を見て、自分も研究に対してこうありたいと思ったことを覚えています。



先生のご冥福を心からお祈りいたします。