にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

「近世文人の世界―神辺に花開いた文化―」展

こんにちは。小倉です。


7月11日(金)から8月31日(日)まで、ふくやま草戸千軒ミュージアム広島県立歴史博物館)にて、「近世文人の世界―神辺に花開いた文化―」展が開催されます。
これは、「菅茶山関係資料」が国の重要文化財に指定されたことを記念して行われるものです。


JR福山駅(新幹線のぞみ停車駅)から徒歩5分と、アクセスもよい場所にあります。
また、8月9日(土)14:00〜15:30には、開催記念講演会として、小財陽平氏の講演が行われます。演題は「菅茶山と頼山陽―黄葉夕陽村舎詩草稿から―」です。小財氏は、昨年度の早稲田大学国文学会秋季大会においても菅茶山に関するご発表をされております。展覧会や講演の詳細はふくやま草戸千軒ミュージアムのHP(http://www.manabi.pref.hiroshima.lg.jp/rekishih/)にも掲載されているので、あわせてご覧ください。


実は、私は以前福山に行ったことがあり、このふくやま草戸千軒ミュージアムの前を通ったこともあります。福山城がすぐそばにあり、散策をするにも良いところでした。お昼に食べた福山ラーメンもおいしかった記憶があります。さらに、在来線で20分弱行けばそこは尾道です。尾道といえば言うまでもなく林芙美子志賀直哉ゆかりの風光明媚な土地でもあります。
みなさんも、この夏は福山から瀬戸内へ、文学の薫りただよう小旅行を楽しんでみてはいかがでしょうか。