にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

あけましておめでとうございます。

 日文専修室一同、新年のお慶び申し上げます。

 あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしく。

 かつて僕は「あけおめー」と当時の女子高生に述べたところ「ふるい」と言われていたく心を痛めたこともありました。やはりフォーマルな挨拶がよいですね。安定感があります。ええ、安定感が。

 先日、ハルオ・シラネ先生の講演会もひらかれました。立ち見がでるほどの満席状態で、近代小説としてあるいは歌物語として読まれる源氏物語の魅力について、さまざまな資料を提示していただきながら、紹介していただきました。陣野先生の司会も巧みなまとめがさえ渡る、とても面白い講演会でありました。
 
 会場には学外者の方もたくさんいらっしゃったようで、質疑も活発に行われました。立ち見の中には高校生もいたように思います。心の中で、知り合いの「座ってるしゅうしい(修士)! 席を、譲ってやってくれーー!!」と祈りにも似たテレパシーを送ってみましたがまったく通じませんでした。友情なんてはかないものです。

 それでも国文学の講演会に面白そうと思ってきていただける人がいるというのがうれしかったのです。みなさんもぜひ、講演会などありましたらもぞっと遊びにいってみてください。日本文学専修以外の学科でも多くの講演会をひらいています。大学のサークルなども、11月ぐらいにはたくさんの講演会をひらきますね。一度二度と言わず、いろんな方の講演会に出向いてみてくださいな。

 ね、出向いてみてくださいな。ニコニコ動画ばっかりみてないでさ。