にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

続・雑草ノート

小倉です。4月ももう終わりに近づいてきましたね。
今年の3月まで隣人だった、午前2時になると裏声で歌いだす男性は今ごろ元気にしているのでしょうか。
いなくなってみると意外に寂しかったりします。


今、戸山キャンパスでは春の野草が満開です。
シャガ、ナズナカタバミ、ハルジオン、オオイヌノフグリカラスノエンドウ、スズメノカタビラなどなどの花を見ることができます。
ハナニラヒメオドリコソウも学生会館近くの出入口あたりに咲いています。
特に、シャガはわかりにくいところにひっそりと咲いているので探してあげてください。お願いします。


また、戸山公園の藤も満開に近くなってきました。


藤棚の下闇に似て物語   佐藤文香
   (佐藤文香『海藻標本』ふらんす堂 2008より)


佐藤文香さんは第一文学部卒ということなので、もしかしたら万に一つくらい戸山公園の藤棚を見た可能性もなきにしもあらずかもしれないということで引用してみました。
ではまた来週。