にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

吉村昭記念文学館(仮)

こんにちは。小倉です。
副都心線東急東横線みなとみらい線と直通運転を開始したことで、埼玉県を横浜ベイスターズのラッピング電車がはしっているというなんだか不思議な光景が現出している今日このごろです。


タイトルにあります「吉村昭記念文学館(仮称)」は平成28年度に竣工・開設するもよう。
吉村昭の「文学館」というだけでなく、「子供施設」と「図書館」機能とを併せもつ、地下1階、地上5階建ての複合施設になります。
荒川区に建設されるそうなので、学校からも比較的近いですし、楽しみですね。
文学館といえば、北九州市立松本清張記念館が2008年、第56回菊池寛賞を受賞したのも記憶にあたらしいところです。
受賞理由は、「地方財政が厳しい折から各地の公立文学館などが苦戦するなか、水準の高い研究誌を刊行しつつ、多彩な企画展を催すなど、健闘しながら開館十周年を迎えた」(文藝春秋HPより)ということ。
松本清張記念館へ行った時には、西小倉駅前から「清張通り」という大きな通りがはしっていて、けっこう驚いた覚えがあります。
文学館が、研究はもちろんのこと、地域の中心としても親しまれるようになっていくといいですね。


それでは。