にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

五月雨式

こんにちは、佐助です。


子どもの間はなんだかむず痒くて使えないけど、大人になったらさらりと使えるようになる(あるいは使えるようになりたい)言葉ってあるよなあと、ふとそんなことを思いました。
個人的にはその最たるものは敬語です。昔はなんだか背伸びをしている気がするし、使いどころが今ひとつわからないしで使わずに済ませていました。今もがんばっている感が否めませんが、「〜していらっしゃる」「申し上げます」「恐れ入ります」「恐縮です」などなど、そういう言葉は「大人」になったらさらりと口にしたいなあと思うわけです。


なぜそんなことを思ったかというと、つい先日さる方からいただいたメールに「五月雨で恐縮ですが」という文言があったからなのですが、こんな言葉、さらっとメールなどで書けるようになったらいいですよねえ。
ちなみにこれ、だらだらと断続的に続くことを五月雨に例えて言っています。用件を細切れに何通かのメールに分けて送ってしまうとき、「五月雨ですみません」「五月雨で恐れ入りますが」なんて、あー使ってみたい。
でもまだ早いかな、どうかな、などと思いつつ。


佐助でした。