にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

納涼色夏菓子

こんにちは、千鳥です。
前回、夏バテしていなければ真面目な記事を書きますと宣言しましたが、
案の定ばてました。プラス、冷房病なんじゃないかと思い始めたこの頃です。
という訳で真面目路線からは外れた記事を書こうと思います。
そもそも私が真面目な記事を書いたことなぞなかった気がしないでもないですが。


前の記事で「むやみやたらとずんだ餅が食べたい発作」の話をしたかと思います。
残念ながら、この珍妙な発作がおさまらなかったので、自作することに致しました。


【材料】
枝豆・上白糖・塩 量は全部「適当」に!


枝豆を塩茹でして豆を莢から取り出し、薄皮を取り除き、すり鉢に入れてひたすらすりつぶします。


擂りながら上白糖を少しずつ加え、最後に塩をふってまぜて餡の完成。


ここで気づいた、餅がない。何か代わりになる物はないかと探し回り、
以前あんみつを作ったときの余りの白玉粉を発見。というか、発掘(賞味期限ぎりぎり)。


水を少しずつ加えて練ります。いわゆる「耳たぶの硬さ」まで。


ちぎって、丸めて、茹でて、冷水にとって冷まして・・・



完成。美味しゅうございました。
(白玉粉も原料はもち米だし、餅ってことで)


余談ですが枝豆の茹で方について。
前回はまるのまま茹でている写真を載せたかと思いますが、
塩茹でする場合は、枝に近い方の端を少し切っておいて下さい。
そのまんまだと味がつきにくいので。


前回の料理記事に思いの外反響があったので、調子に乗って続編を書いてみた次第です。
なんとか文学に絡めてみようかと思ったのですが、ずんだ餅を愛好していた作家や登場する小説が見つからず、
あっけなく挫折しました。もしご存じの方がいらしたら教えてくださいませ。
・・・思いつかなくて悔しいので、シリーズ化してリベンジを試みようと思います。
文学作品中に登場してくる食べ物を紹介・製作していくシリーズ。いかがでしょう。
まぁ次に私がこのブログを更新するのは恐らく九月なので、それまでモチベーションを保てるかどうかが問題なのですが・・・。
何かリクエストがあればコメントなり、Twitterのリプライなり、在室中の千鳥なりまでどうぞ(お応え出来るかは別ですが)。


それではこの辺で。
夏バテ中にも関わらず食い意地の張った千鳥がお送り致しました(果たしてそれは夏バテなのか)。