にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

雑草ノートその6 草編

こんにちは。
どうでもいいですけど、キューカンバーって一瞬9月のことだと思いますよね。
小倉です。


雑草ノートという名を冠しておきながら、これまで雑草の「花」ばかりとりあげてきたこのコーナー。
これじゃいけない!ということで、今日は花以外にもスポットライトを当ててみようという試みです。
あんまり好評じゃなかったら最初で最後かもしれません。



まずは「アカメガシワ」です。
赤い芽があるから「アカメ」なんでしょう。きっと。
葉っぱだけでも見分けることはけっこうできるものです。



これは、「ねこじゃらし」ではなく、「エノコログサ」です。
漢字にすると狗尾草。
犬のしっぽに猫がじゃれついている図が思い浮かび、なんだかいい感じです。



この3枚セットの大きな葉っぱは「クズ」です。
雨のしずくをうけています。
 

  番傘の軽るさ明るさ薔薇の雨   中村汀女 
今日のような雨の日に思いだすのはこの句でしょうか。
私はビニール傘をさしながら上を見るのが好きなので、6月もそれほど嫌いじゃなかったりします。
ではまた。