にちぶんにっき

早稲田大学日本語日本文学コース室のブログです。

純喫茶探訪記 そのいち 東池袋「ぶどうや」

こんにちは、片栗粉です。

5月も半ばを過ぎ、すっかり日も長くなりましたね。

コース室の勤務が終わって外に出てもまだ空が明るいので、なんだかうれしくなってついつい寄り道をしてしまう今日この頃です(今日は生憎の大雨ですが…)。

最近はもっぱら早稲田・目白・雑司が谷界隈、いわゆる「わめぞ」を散策しています。

都電荒川線に沿って、路面電車が走るのを見ながら歩くのがなんとはなしに楽しいです。

 

先日は、雑司が谷よりもう少し先まで足を延ばして池袋まで歩いてみました。文キャンから30分ほどで到着。

目的は、以前から行ってみたかった、東池袋にある「ぶどうや」という喫茶店

豊島区役所すぐそばのお店です。

その名の通り、あちこちにぶどうのモチーフがあしらわれていました。

 

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鈴なりのぶどう、もとい鈴製のぶどう。

 

 

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窓にもぶどうの蔓が。

 

 

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壁の時計はお酒の瓶を象ったもの。

 

 

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クリームソーダを注文。ソーダがこぼれんばかりに大盛りにされたバニラアイス。

飲もうとしたら見事に溢れました…。

 

閉店まで残り30分ほどという時間に訪れたので、お店にはほかのお客さんもおらず、ママさんとおしゃべりして過ごしました。大変ざっくばらんに、楽しくお話してくださいました。

最後にママさんから「親に心配をかけないことが一番の親孝行よ」と言われ、その言葉が心に深く突き刺さったまま(笑)、お店を後にしました。

お店の雰囲気もさることながら、ママさんのお人柄にすっかり魅了されてしまったので、ぜひまた訪ねようと思います。今度はぜひモーニングをいただきたいなぁ。

 


そういえば「ぶどうや」に向かう途中、面影橋を渡ったらこんな碑がありました。 

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山吹の里の碑。

落語の演目にもなっている、かの有名な太田道灌の伝説の地がこのあたりといわれているそうです。思わぬ発見でした。

 

外で過ごすのが気持ちいいこの季節、天気のいい日には研究の息抜きに、はたまた運動不足の解消に、皆様も大学の近くなど散策されてみてはいかがでしょうか。思わぬスポットやお気に入りのお店に出会えるかもしれません。

 

こんな感じでこれからゆるっと更新していければと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。片栗粉でした。